2016/03/31

Mo 08 殺人事件と事故

【ヴェナサの手記】


 セイダ・ニーンの近郊で錬金術の素材を集めていたら、空から人が降ってきた。
 自分でも何を書いているのかと思うが本当のことだ。


 一緒に降ってきた日記と魔法のスクロールを見るに、大体の事情は把握できた。
 このボズマーの男は長距離を跳ぶ魔法を開発したのだ。「大地より天空へ……そして帰還」。ただし、このスクロールには致命的な欠陥がある。帰還の方法をちゃんと考えていない。スローフォールの呪文でも知っていれば死なずに済んだものを。
 魔術師ギルドで売れば金になりそうなので、日記とスクロールはもらっていくことにする。









 動物達の動きがおかしいと思い、調べてみたところ、インペリアルの男の死体を発見した。死因は外傷のようだ。殺されたのか。
 徴税簿と集めたと思われる200ゴールドを持っていた。彼が行方不明の徴税人プロセッサス・ヴィテリウス(Processus Vitellius)で間違いないだろう。
 さて、報告するべきだろう。







 セイダ・ニーンの衛兵に報告をしたところ、人口調査・税務事務所のソクシウス・エルガーラに事情を伝えるように言われた。



 ソクシウスに報告をしたところ、プロッセサスが集めていた金はなかったかと聞かれたため、素直に200セプティムを差し出した。
 ソクシウスもそう言ったが、金を盗られなかったということは、金目当ての殺人ではないのだろう。
 ソクシウスから、報酬は支払うので殺人犯を探してみないかと打診された。乗り掛かった船だ。
 なお、帝国の徴税人を殺した罰は死で償うものだそうだ。犯人を処刑すれば、500ゴールドが手に入る。







 ファーゴスに殺人犯の心当たりについて尋ねてみたら、自分を疑っているのかと言われ、気分を害されてしまった。
 多分、彼の犯行ではないだろう。







 ヴォダニウス・ヌシウスに殺人犯の心当たりについて尋ねた。
 どうやらあの徴税人は自分の富をひけらかしていたため、自分達が汗水垂らして稼いでいるのにと、ここの人々からは嫌われていたようだ。
 彼と恋愛関係にあったらしい、灯台に住んでいるサヴェレ(Thavere)という女性のことを教えてもらった。
 彼女は何か知っているだろうか。







 サヴェレ・ヴェドラノ(Thavere Vedrano)はプロッセサスの死について聞くと泣きくずれ、しばらく話はできなかった。
 落ち着いてきた頃に話を聞くと、彼がどれほど素晴らしい男性だったかを切々と語られた。
 それから、どうやらプロッセサスはフォリン・ギルニス(Foryn Gilnith)という人物と税金のことについて口論をしていたようだ。
 それから、もしもプロッセサスの指輪を見つけたら、心の慰めのために持ってきて欲しいと言われた。彼女が彼に贈ったものなのだという。死体の指には指輪はなかったので、犯人が所持している可能性がある。







 フォリン・ギルニスの小屋で話を聞いたところ、彼はあっさりと犯行を自白した。
 彼はプロッセサスが過度に税金を取り、私腹を肥やしていたのだと言った。
 真偽がどうであれ、どんな事情があるにせよ、殺人を正当化することにはならない。
 そう言うと、彼は襲いかかってきた。なので殺した。
 持ち物を漁ってみると、サヴェレが言っていた特徴と合致する指輪が見つかったので、持っていくことにする。







 ソクシウスに事の次第を報告した。
 彼は喜び、約束通り500ゴールドを報酬としてくれた。







 サヴェレにフォリン・ギルニスが持っていた指輪を渡したところ、愛の思い出が手元に来たことを喜んでくれ、お礼に体力回復のポーションを二つくれた。



 帰りはまたシルト・ストライダーに乗ろうかと思い、それでヴォダニウス・ヌシウスのことを思い出した。
 彼にここで幸せでないのかと問うと、確かに彼は不幸せであり、もし100ドレイク持っていれば次の船便ですぐにナルシス(Narsis)へ向かうのに、と言った。
 彼がこの地で手に入れたのは呪われた指輪一つだけだと。その指輪にこめられた付呪は、装着者の足を速くするが、同時に血を吸い取るそうだ。
 殺人事件を解決してお金はあるので、100ゴールドで指輪を買ってあげることにした。
 この指輪が私に彼よりも良い運を運んでくれますように。

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