2016/04/09

Mo 14 卵泥棒狩り

【ヴェナサの手記】


 バルモラの戦士ギルドにて仕事がないかをイーディスに尋ねたところ、地元の卵鉱山(eff mine)にて卵の密猟者が出没しているので、それを解決してくるように言われた。
 行き先のシュルク卵鉱山(Shulk Egg Mine)はドラム・ベロ(Dram Bero)という人の所有物で、盗人はどうなるのかを見せつけてやって欲しいそうだ。
 卵の密猟者のセヴィロ・オーサン(Sevilo Othan)とデイニラ・ヴァラス(Daynila Valas)はかつての卵鉱夫だったそうだ。
 シュルク卵鉱山の場所は、バルモラから南西に少し行ったところ、オダイ河(Odai River)の西方の絶壁にあるだそうだ。





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 イーディスから任務を受けてジュランを振り返ったところ、何だか彼はそわそわしていた。
「で、ここがバルモラなのか? なんて壮大なんだ!」
 そう言って、ジュランはため息をつく。
「正直に言って欲しいんだが……俺はあんたから見て完全に野蛮に見えるか?」
 野蛮? ジュランが何を言いたいのか計りかね、首を傾げる。
「俺は人々がアッシュランダーのことをどう見ているのか知っている――暴力的で、文明化されていない未開の部族、汚らしく不潔な場所に住み、古代の迷信に取りつかれている。あんたは豪華な暮らしぶりをしてきた定住のタイプだから、俺達がなぜ俺達がしているような生活を選んでいるのか理解できないで、俺達のことを無学の野蛮人だと思うんだろうな。だが俺達は自分の文化に誇りを持っている。こんな風に町であんたが得る悪趣味な富の誇示よりももっと価値のあるものを俺達は持っているんだ」
 ジュランが自分の文化、アッシュランダーのことに誇りを持っていることは薄々感じていたので、私は頷いた。
「シンプルな生活は確かに、本当に大事なものに気付かせてくれるのでしょうね」
 私はここに来るまでは錬金術漬けの生活を送っていたが、それがシンプルなのかどうなのかよく分からない。今の生活よりはシンプルだろうが。
「その通り! あんたは多くの人ほど偏狭じゃあないみたいだ――きっとアウトランダーだからだな。奇妙なもんだ、大半の生粋のダンマーよりもあんたの方が俺をよく理解できるなんて! だがあんたの見方は珍しい。俺の部族は町では疑惑の目で見られる。それに俺が自分の伝統を誇りに思っているけど、俺の使命は秘密を守らなくてはならなくて、人目を引きすぎるんじゃないか心配なんだ。どう思う?」
「好きな格好をすればいいと思う、ジュラン、だけど武器と鎧はしかるべきようにした方がいいかもしれない」
 私も町中を散策する際は私服だし。
「ふーむ……。いいアイディアかもな。なあ、教えてくれよ――町中では鎧を脱いでおくものなのか? ほら、俺はそういうことは全然分からないんだ、だからあんたが何が最善なのか決めてくれ。だけどもし俺を滑稽な見た目にしやがったら、絶対に許さないからな!」
「分かった。じゃあとりあえず鎧を脱いで。今日はもう外に出る用事はないから」
「あー、ここが安全なのは確かだと言うのなら、少しリラックスするのもいいかもな……」

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【ヴェナサの手記】


 ジュランには待っていてもらって、カイウスに近況を報告した。
 ジュランと行動を共にしているということについては渋い顔をされたが、まさかブレイズがアッシュランダーと共にいるだなんて誰も思わないと説得した。







収穫の月25日(10日目)



 今朝はジュランに神秘魔法について教えてみた。
 瞑想するのは嫌そうだったので、神秘魔法の概論について、簡単に教えてあげた。
 にしても、私はヴァーデンフェルに来て10日も経たないうちに、色々な経験をしたものだ。







 ジュランの鎧を一部新調した。防御は大切だ。







 鉱山の外で休んでいた鉱夫に、クワマという動物のことを教わった。
 襲ってくるクワマ・フォーリジャーとウォリアーは殺してもいい(クイーンがすぐに補充するから)が、ワーカーは殺さないでくれと言われた。







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 鉱山の中は、当然だが暗かった。目が慣れるまで待っていると、ジュランが話しかけてきた。
「で、俺達が追っているのは卵の密猟者なんだよな? それの何がポイントなんだ?」
「どういうこと?」
「もしあんたが盗賊になるのなら、少なくともクワマの卵よりももっと価値のあるものを盗むべきだ」
「……心に留めておく」

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【ヴェナサの手記】


 これがクワマの卵か。錬金術に用いればスタミナ回復の効果を発揮できるみたい。







 話に聞いていた通り、ワーカーは襲ってこない。無駄な争いはしなくてもいいようだ。







 時々外で見かけた動物だ。スクリブというらしい。これもクワマなのかしら。







 鉱山の奥に行くと、二人組のダークエルフに襲われたので撃退した。
 クワマの卵を持っていたので、きっとこの二人が盗人だろう。







 戦士ギルドバルモラ支部長のもとに戻り、報酬を受け取った。
 それから、この成功により、私は熟練者(Journeyman)の称号を得た。

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