【リヴィーネの手記】
コールドハーバーから抜け出して、目が覚めた場所はDavon's Watchという街だった。城壁に囲まれた立派な街だが、どこか空気が重い。
情報が欲しくて街を歩いているといきなりノルドに声をかけられた。
Holgunnは何故か知らないけど彼は見ず知らずの私を信頼できると考え協力を要請してきたのだ。
コールドハーバーでの経験から分かったのだけど、私はある程度腕に覚えがあるらしい。協力することを承諾したら、Indoril邸へ案内された。あのIndoril家と関わりになるなんて。
この街の防衛を担っているらしいTanval
Indorilから直々に、私が勝算なのだと言われてしまった。どうやらインドリル家の地下墓地にある遺骨を取ってくればカバナントとやらの襲撃に勝てるらしい。取りに行けるのは、インドリル家の祖先の霊と戦っても冒涜行為とならないよそ者だけだと。
祖先の霊が守っている物を取って大丈夫なのか不安だが、この街の命運がそれにかかっていると言われては協力しないわけにはいかない。Tanvalの息子のGaryn Indorilからも私の任務は重要なものだから成功してくれと念を押された。
インドリル邸の広場を挟んでちょうど向かいにあったインドリル家の墓地は、ダンマーの墓地ではよくあることだが、アンデッド――スケルトンが死者の安息を守っていた。
死者の頭領は強力で、私一人では勝てなかっただろうが、Tanval Indorilが雇った他の者達と協力して倒すことができた。
その祖霊が「やめろ、皆が滅びることになるぞ」と言っていたのは気になったが、無事にNam Indorilの遺骨を持ち帰ることができた。
嫌な予感がしたのでTanval Indorilにその懸念を伝えたが、祖霊には現在の脅威が分かっていないのだと一蹴された。
確かに、敵に街を包囲されているという現状は何としても打破しなければならないとは思うけど。
それでも何故か胸騒ぎがしてならない。
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