2015/09/13

ESO 05 惨禍の根源

【リヴィーネの手記】

 預言者のもとへ向かう道すがら、アッシュランダーの女性に会った。彼女は狩りをしていたが、連れのアルゴニアンのStands-In-Still-Waterとはぐれてしまったとのこと。
 見かけたことはないが、もし見かけたら教えると約束をした。



 さて。盛大に道草を食ってしまったが、預言者が言っていた隠れ家らしき場所に到着した。ここで間違いないと思う。違ったら……まあいい、とにかく入ろう。




 ちょっと長く書くことになりそうだ。まず、預言者はいた。


 内装を見るに、意外と快適に過ごせていそうだ。
 それで、一体現在何が起きているのかを説明してもらうために、過去に何が起きたのかを、預言者の心の中に入り再体験することで知ろうということになった。

 預言者の心象世界には、まず星霜の書があった。預言者は聖蚕の僧侶達の大修道院で星霜の書について学んだ。そのせいで視力を失った。


 星霜の書に記されているところによると、私の運命は五人の仲間達(Five Companions)と絡み合っているらしい。

 その五人の仲間達というのは、名称通り五人の卓越した人達の集まり。
 リーダーであり前皇帝Leovicへの反乱を指揮した皇帝Varen Aquilarios。
 コールドハーバーで身を挺してくれた、Varenのボディーガードである強き戦士のLyris Titanborn。
 レッドガードの剣の達人、Dragonguardの指揮官Sai Sahan。
 Elder Councilの筆頭者、抜け目ない政治家にして強大なバトルメイジのAbnur Tharn。
 そして、裏切り者にして巨悪、比類なき死霊術師にして蟲の教団を擁する蟲の王マニマルコ(Mannimarco)。私を殺した張本人。


 彼らの目的は、王者のアミュレットというアーティファクトを見つけ出し、リーダーのVarenを正当な帝国の後継者となりうるドラゴンボーンと変えること。
 しかしそのための儀式自体がマニマルコの罠だった。王者のアミュレットを用いドラゴンファイアを再点火させるための儀式と偽られたそれは、ニルンとオブリビオンの間を隔てていたベールを引き裂いた。そしてマニマルコが仕えるモラグ・バルによるタムリエル侵攻が始まった。


 星霜の書はこのイベントをSoulburstと呼称している。
 五人の仲間達は、Varenは行方不明。Sai Sahanは王者のアミュレットを持って逃げ、Lyrisは私も知っての通りコールドハーバーに囚われている。Abnur TharnはElder Councilの評議員として残っていて、彼の娘のCliviaが摂政として女皇のような地位に就いている。マニマルコと蟲の教団は強大な力を手にしてしまった。
 このことを知った預言者は、マニマルコに脅威と見なされ、コールドハーバーに幽閉されていたとのことだ。



 そして今、モラグ・バルのDark Anchorがコールドハーバーからタムリエルへ侵攻している。タムリエルの全てを支配しようとして。破滅を回避するためには、モラグ・バルとマニマルコを何とかして止めなければならない。

 そのためには、私と預言者だけでは足りないと彼は言った。仲間を集めなければ。
 第一の候補はLyris Titanborn。預言者は彼女を救出するための方法を探ってくれるとのことだ。
 その間、私はマニマルコの手先が織りなした姦計を打ち破る。といっても、何にマニマルコが絡んでいるかは分からないので、怪しそうなことに片っ端から首を突っ込めばいいかしら。私の力が及べばいいのだけど。

 預言者から最後に付呪された指輪を贈られ、私は彼の停泊所を後にした。

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