2015/09/14

ESO 07 傷ついたノルドとSkyshroud墓地

【リヴィーネの手記】

 Ranaの頼みは、まずSkyshroud墓地からこなすことにした。特に理由はない。

 その墓地へ行く道すがら、脚に大怪我をしたノルドHoknirに出会った。とりあえず止血の処置はされているが、放っておけば命に係わるかもしれない。

 村へ行って手当てを受けるように言ったが、聞く耳を持ってもらえない。ノルドは頑固だ、一度自分で決めたことは譲らない。彼はデスクローという獣を殺す契約をしており、そいつを代わりに狩ってほしいと頼んできた。
 Skyshroud墓地の件を忘れたわけではないが、このノルドも放ってはおけない。いくら鎧を買って金欠とはいえ、決して報酬として提示された金貨に惹かれたわけではない。


 狼の群れがいた道を抜けて、Hoknirが言っていたデスクローのねぐらにたどり着いた。


 鹿肉のにおいでデスクローを誘い出す。そいつは、コウモリを人間サイズにしたような化け物だった。


 ある程度Hoknirが手傷を負わせていてくれたのだろう。私は辛くもデスクローを打ち倒すことができた。
 そいつの死体を引きずって行くのは骨が折れるので、証拠として鋭いかぎ爪を切り取る。

 デスクローのかぎ爪を証拠として渡したら、Hoknirも狩りの成功を信じてくれた。私を称賛する歌を蜂蜜酒の館で歌ってくれるとまで言われたのは少し恥ずかしい。
 彼は一人で村に帰られると言ったので、私はその後ろ姿を見送った。




 さて、本来の頼まれごとに戻ろう。Ranaに教えられた道を行き、私はSkyshroud墓地にたどり着いた。そこにいた狩人のDarjはこれまた負傷していたが、驚くべきことを伝えてきた。


 Skyshroud墓地は死霊術師の手によってスケルトンの闊歩する地になってしまったという。そして墓地の寺院内部にいるであろう下手人のもとへ行くには、扉を開けるために、この墓地を建造した竜教団の司祭の霊魂と話し、入れてもらうしかないと。
 司祭を呼び出す儀式に必要な物を受け取り、私はDarjに安全な場所へ帰っているよう言い残し去った。

 あのノルドが言った通り、墓地にはスケルトンが溢れていた。しかし一体一体は強くない。隠密行動を心がけ、一体ずつ確実に仕留めていけば大丈夫だ。


 司祭の霊魂は高慢だったが、彼の寺院を荒らしている者を倒すという共通目標を設定できたため、協力は簡単に引き出せた。
 死霊術師のいる内部へ行くには、扉を封じている三つのルーンストーンを扉の周囲の台座に置けばいいそうだ。

  蛇、クジラ、鷹のエンブレムを回収し――他のより強いスケルトンに守られていたため少し手間だったが――扉を開けることができた。


 寺院内部では、さっきの司祭の霊魂が苦しんでいた。死体本体を死霊魔術で何かされていたためだったので、私が死霊術師を奇襲して殺したら収まったのか、消えた。満足したのだろうか。

 さて、この死霊術師が何者だったのかについて。こういう事態は想定していなかったのだろう、正体を示す手紙が机の上に放り出されていた。
 その手紙には、死霊術師がカバナントの手先であることが記されていた。



 アンデッドが死霊魔術の束縛から解放され安全が確保されたためにやって来たDarjに、死霊術師の件にカバナントが一役買っていたことを伝えると、当然だが危機感を持ったらしい。Ranaからも頼まれている、村人の捜索を改めて頼まれた。

 島の東側は概ね探索できたと思うので、Darjの護衛も兼ね、共に村へ戻ることとする。

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