【リヴィーネの手記】
町を歩いていると、Bera Moorsmithと名乗った戦士ギルドの人から伝言を告げられた。
ギルドマスターのSees-All-Colorsは至急私に会いたがっているそうだ。日記を解読し、"the Vivicus"のことについても何かが分かったらしい。
しかし、ここではなくMournholdのギルドホールで待っているという。
かなり遠い。至急と言われたが、そんなにすぐには行けない。私でないとできないということもないだろうし、いくらか待っていてもらおう。
Ebonheartに行くと、ダンマーの男性に声をかけられた。ダークエルフ地区の指導者Drathus Othralからの伝言だと言って。
その人物は私の活躍を称賛し、すぐ近くにいるカバナントの侵略から町を守る手助けをしてほしいらしい。この街にいる三種族、ダンマー、アルゴニアン、ノルドを団結させてほしいと。彼はDres家の者であるため人望がないそうだ。
さてはて、Davon's WatchとBal Foyenでパクト軍に協力したことが耳に入ったのだろうか。
内部で争っていてはカバナントに付け入る隙を与えるだけだ。あまり説得するのは得意ではないが、何かできないか試してみよう。
Drathus Othralに会ってみた。彼から、それぞれの種族が協力し合わない理由を聞いてみた。
他家のダンマーについては、特にトリビュナル寺院のDisciple Sildrasが敗北を予期していることが問題らしい。アルムシヴィとの橋渡し役がそのざまでは、確かにダンマーの士気は下がるだろう。
アルゴニアンは、ダンマーと会話をすることすら拒絶しているのでなぜ協力を拒むのか分からないそうだ。アルゴニアン地区の指導者Zasha-Jaは、Drathusが木を殺そうとしたと訴えているそうだが、事実無根であるらしい。
ここのノルドはリフト(the Rift)から来た材木商人で、協力を要請したところ、「ファンシー」な者には協力しないと言われたらしい。
順番に話してみるしかないか。
ところで、Ebonheartの街中でBalaを見つけた。ダンマーのひどい男に騙され恋い焦がれていた女性だ。彼女は霊魂となっていた。彼を探すのに疲れ、彼なしでは生きていきたくないそうだ。向こうの世界へ行くこともできず、こうして苦しんでいるのを見るととても申し訳なく思う。
Disciple Sildrasは絶望しているようだった。アルムシヴィへ祈りを捧げても沈黙のみが返ってくるそうだ。郊外にある祈祷所へ行こうとしても、凶暴なalitがいてままならないと言う。
私は彼の代わりに祈祷所へ行き、アルムシヴィそれぞれへローランドの涙(Roland's Tears)というgold kanetの変種の花を捧げ、祈りを捧げて欲しいと頼まれた。
まずは何度か訪れたことのある北から行くことにした。
その道の途中のアルゴニアン地区で、ヒストの木を神経質なほど警護しているアルゴニアン達を見た。これは尋常ではなさそうだ。
私は三柱それぞれの祈祷所へ行き、各々のしもべの霊魂の言葉を聞いた。
祈祷所には腐肉が積み上げられており、それがalitを引きつける原因となったように見受けられた。これ以上alitを引き寄せないよう、焼却しておいた。誰かが故意にアルムシヴィへの礼拝を妨害しているように思える。
私はDisciple Sildrasにアルムシヴィにお言葉を伝えた。
アルマレクシアは我々全員を守っていてくださり、彼は彼女の子ども達を手助けする役割を果たすと信頼していると。
ソーサ・シルは、Sildrasが自分の重責を果たせる強さを持っていることを知っていると。
ヴィヴェクはSildrasの真の悩み事、アルムシヴィはかつてほどの強さを失っているのではないかという疑惑を知っていて、そのようなことはないと言っていたと。
どうやらSildrasは、ダンマーの一人がアルムシヴィの力の喪失について言っていたことで気を病んだようだ。確かに、アルムシヴィは年々人々の前に姿を現さなくなっており、年に一度のヴァーレンフェルがレッドマウンテンへの巡礼も止めてしまってたそうだが。
それを吹き込んだRhavil Uranoなる人物は、Sildrasが見た時は腐肉のにおいがしたという。祈祷所の周囲にあったのも腐肉の山だ。偶然の一致だろうか?
とにかく、彼は信仰を取り戻し、アルムシヴィに仕えるものとしての責務を全うする気力が湧いたようだ。これでダンマーの精神的基盤は大丈夫だろう。
次はアルゴニアンだ。
Zasha-Jaに会いに行ってみると、私――というよりはダンマー全員――に対して、強い憎悪を持っているようだった。
どうやらヒストの木が枯れつつあり、その理由はDres家が木に毒を盛ったからだと考えているようだ。
肥料があれば持ち直すそうなので、私はその原料となる、マッドクラブの肉と灰葦(ashreed)を集めることに同意した。
なお、そのDres家が毒を盛ったと話していたのは酒場で酔ったRhavil Uranoで、アルゴニアンの誰も直接的には目撃していないようだ。ますます臭う。
私がヒストの肥料を集めていたのと時を同じくして、ヒストに何かしようとしていた不審なダンマーをアルゴニアン達が捕らえたと言う。
Zasha-Jaはいきり立ち、私のことも疑ったが、私は言われた通り肥料の材料を集めていたと分かると謝罪してくれた。ヒストのことになると気が立つようだが、根はいい人のようだ。
ヒストに肥料を与えた後、我々はその不審なダンマーの様子を見に行った。
そのスクゥーマ中毒者は、ヒストの樹液がスクゥーマよりも良いとRhavil Uranoに唆されたがゆえにヒストに接近したそうだ。
Zasha-Jaは道理の分かる人だったので、Dres家がヒストに毒を盛ろうとしているというのはRhavil Uranoの卑劣な策略による嘘だと理解してくれた。
アルゴニアンのDres家に対する恨みつらみが消えるわけではないが、とりあえず目下の疑念は解消できた。話し合いだけでもしてくれるようになれば、それは大きな前進だ。
最後はノルドだ。Hraelgar Stonecrushと色々話して、協力してほしいならノルドの手法−−つまり酔っ払った状態で彼の部下を三人倒し、ファンシーではない気骨を見せてみろということになった。私は酒に弱いわけではないが、うまくやれるだろうか。
頭が痛い。これは二日酔いを覚悟した方がいいかもしれない。
とにかく、真のノルドは約束を違えない。HraelgarはEbonheartを守るために協力してくれると約束してくれた。
なお、彼がかたくなにダンマーのことを罵倒していた理由の一つには、Rhavil Uranoがあまりにも腰抜けで怪しかったこともあるようだ。もはや疑いは濃厚だ。
Drathus Othralに三種族それぞれが街を守ることに協力してくれることと、Rhavil Uranoがかなり怪しいことを伝えた。
彼はRhavilの監視を私に頼んだ。彼が私の目を通して見聞きし、私にテレパシーで会話することができる魔法をかけることも込みで。
あまり嬉しい魔法ではないが、まあ、仕方ないか。
Rhavilを尾行した結果、彼がカバナントの者と隠れて連絡を取っていたことが分かった。彼は敵に組しているのだ。Drathusの指示のもと、彼の家に踏み込むことになった。
彼の家に踏み込むと、Rhavilは「Coneleにもらった」というポーションを飲み、私を殺そうとしてきた。もちろん返り討ちにしてやったが。
証拠物品は、Wayrestの薬屋で作られたというラベルが貼ってある空のポーションの瓶で十分だろう。
Rhavilの家から一歩出ると、Drathusが兵士を引き連れて立っていた。
証拠物品を渡し、あったことを話すと、彼は見た目には分かりにくいが喜んでくれたのだと思う。
とにかく、これでEbonheartを脅かすものは一つ減ったのだ。
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