【リヴィーネの手記】
この山がゴロゴロ鳴る音を彼はもう何時間も聞いているそうだ。つまり、Tanvalは儀式を執行しつつあるか、もう儀式を終えたのだろう。
鍵をKragenmoorのグランドマスターからもらったことを告げると、Holgunnの暗く沈んだ顔が少しだけ明るくなった。
パクトの兵士達はTanvalと戦う覚悟を決めているようだ。Holgunnもつらそうだが、Tanvalを止めるためなら戦うことも辞さないだろう。
さて、Holgunnが言うには、Tanvalがこの障壁を一時的に消した際、再出現する前にWalks-in-Ashが率いる数人の兵士達がかろうじて中に入られたそうだ。つまり、彼女も危険な状況にあるかもしれない。
……こんなことを書いている場合じゃないわ。急がなきゃ。鍵を使い中に入って、まずWalksを見つけなければ。
道中をTanvalの先兵達が守る山道を戦いながら抜けていく。隠れ潜んで進むことができないかと思ったけど、戦力の配置が適切で、無理だった。この辺りは戦術家として流石だ。
Walks-in-Ashはこのデイドラ遺跡風の山腹の陰に潜んでいた。
Holgunn率いるパクトの軍勢がここを攻撃していることを伝えると、彼女はここを守る障壁が復活していることを話した。しかし、私の持っている鍵があれば抜けられるはずだ。
第一の障壁は、すぐ側の遺跡の下にあるとのこと。そして山頂へ至る道の最中にある遺跡ごとに別の障壁があるのだと。
これらのことを探るのに、彼女らはどれだけの危険を冒したのだろうか。ここからは私が。
デイドラの遺跡内部にはスキャンプや炎の精霊がいた。Ash Mountainの時と同じだ。
鍵となる石を守るガーディアンのようなデイドラもいたが、それも炎の精霊だったため、火炎に対する耐性を持つ我々ダンマーは有利だった。
二つの石を破壊し、山の奥に進むと、一足先にHolgunnとWalksがTanval Indorilに追いついていた。Tanvalは傷を負っており、Walksが治療していた。カルデラから強力なデイドラがやって来て、Tanvalらは退けることができなかったようだ。
彼は既にSadalを解き放ってしまっていた。Sadalはデイドラを召喚し、アーティファクトの力を以ってしてもこれを制御することはできないそうだ。
これに対処するには最後の障壁を解除しなくてはならない。それは今まで通りに鍵で開けることはできず、カルデラに潜む古代の門番を儀式にて呼び出し、倒さなければならないと彼は言った。
そしてTanvalは「すまない、友よ」と言ってくれた。Tanvalは正気に戻ることができたのだ。彼が犯した罪は許され難いことだろうが、やり直すことはできるはずだ。
女性の上半身とクモの下半身の姿をしたデイドラを倒すと、鍵を手にすることができた。Telvanni家の紋章が刻まれている。
すなわち、かつてSadalを封印する際には、少なくともDres家とTelvanni家が関与したのだろう。
最後の遺跡の内部にはデイドラの他に、ちょっと凝った仕掛けがあったが、まあ何とかなった。
HolgunnはKragenmoorに使者を送り、避難を促したという。Ebonheartの民も避難しなければならない事態にまでならなければいいが、と彼は言っていた。
Tanvalは歩ける程度には回復していた。
Sadalはこの世界とオブリビオンの狭間に囚われている。最後の障壁を壊したことで、その檻は弱まっているそうだ。
つまり、攻撃を与えることができる。TanvalはIndoril家が冒した間違いを正すと意気込んでいた。
初めにSadalを封印した魔導師達はまだこの地にいるらしい。Sadalの領域へ行くポータルを開くには、彼らの協力が不可欠だそうだ。
彼らはTanvalがしでかしたことに怒っているため、まずはその怒りを宥めなくてはいけないという。まあ、人と対する時と同じだ。まずは話してみなければ。
Walks-in-Ashはこのデイドラ遺跡風の山腹の陰に潜んでいた。
Holgunn率いるパクトの軍勢がここを攻撃していることを伝えると、彼女はここを守る障壁が復活していることを話した。しかし、私の持っている鍵があれば抜けられるはずだ。
第一の障壁は、すぐ側の遺跡の下にあるとのこと。そして山頂へ至る道の最中にある遺跡ごとに別の障壁があるのだと。
これらのことを探るのに、彼女らはどれだけの危険を冒したのだろうか。ここからは私が。
デイドラの遺跡内部にはスキャンプや炎の精霊がいた。Ash Mountainの時と同じだ。
鍵となる石を守るガーディアンのようなデイドラもいたが、それも炎の精霊だったため、火炎に対する耐性を持つ我々ダンマーは有利だった。
二つの石を破壊し、山の奥に進むと、一足先にHolgunnとWalksがTanval Indorilに追いついていた。Tanvalは傷を負っており、Walksが治療していた。カルデラから強力なデイドラがやって来て、Tanvalらは退けることができなかったようだ。
彼は既にSadalを解き放ってしまっていた。Sadalはデイドラを召喚し、アーティファクトの力を以ってしてもこれを制御することはできないそうだ。
これに対処するには最後の障壁を解除しなくてはならない。それは今まで通りに鍵で開けることはできず、カルデラに潜む古代の門番を儀式にて呼び出し、倒さなければならないと彼は言った。
そしてTanvalは「すまない、友よ」と言ってくれた。Tanvalは正気に戻ることができたのだ。彼が犯した罪は許され難いことだろうが、やり直すことはできるはずだ。
女性の上半身とクモの下半身の姿をしたデイドラを倒すと、鍵を手にすることができた。Telvanni家の紋章が刻まれている。
すなわち、かつてSadalを封印する際には、少なくともDres家とTelvanni家が関与したのだろう。
最後の遺跡の内部にはデイドラの他に、ちょっと凝った仕掛けがあったが、まあ何とかなった。
HolgunnはKragenmoorに使者を送り、避難を促したという。Ebonheartの民も避難しなければならない事態にまでならなければいいが、と彼は言っていた。
Tanvalは歩ける程度には回復していた。
Sadalはこの世界とオブリビオンの狭間に囚われている。最後の障壁を壊したことで、その檻は弱まっているそうだ。
つまり、攻撃を与えることができる。TanvalはIndoril家が冒した間違いを正すと意気込んでいた。
初めにSadalを封印した魔導師達はまだこの地にいるらしい。Sadalの領域へ行くポータルを開くには、彼らの協力が不可欠だそうだ。
彼らはTanvalがしでかしたことに怒っているため、まずはその怒りを宥めなくてはいけないという。まあ、人と対する時と同じだ。まずは話してみなければ。
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