【リヴィーネの手記】
Selforaの入り口にて、負傷した女性が苦しんでいた。
魔法で治療を施しつつ話を聞いたところ、町では爆発が起こり、突如として狂える霊魂があらゆる場所に現れ、多くの村人が亡くなったそうだ。
生き残りは宿屋に集まっているとのことなので、彼女Elynisi Arthalenを連れて行くことになった。
町の中央部だったらしき場所は、爆発がここで起こったのか、建物が崩壊している。
不自然に燃える青い炎と、昔Telvanni家の人と解決した砦の呪いの事件で見たような、紫色をした霊魂の姿が見える。
非戦闘員を連れて戦闘をするのは得策ではないため、私は霊魂を避けながら進んでいる。
宿屋にElynisi Arthalenを無事に連れて行くことができた。私はその腕を見込まれ、町を俯瞰する丘にある寺院に人々が逃げ延びていないかを調べてほしいと頼まれた。
ちなみに、この宿屋では即席のバリケードがほんの少し作られているが、人々は疲弊し、絶望しきっているように見受けられる。他に燃料がないので本を燃やして暖を取っていたが、いつまで持つものか。
宿屋の二階にて、町の治癒師の女性に頼みごとをされた。
負傷者は大量にいるのに、医療物資が足りないそうだ。薬草、湿布、包帯などの、町に残された医療物資を取ってきてほしいと。
私もここで治療に協力できればいいのだが、別の頼みごとをされているし、私のマジカにも限りがある。大人しく物資を探そう。
町中に放置された医療物資を見つけた。
逃げようとした人の物だろうか。
有効活用させてもらうこととしよう。
元は町の住民だったと思われる幽霊に襲われながらも、寺院に到着した。
そこには一人の正気の、しかし疲れ切った様子の霊魂がいた。どうやら私が町の女性を救ったことを知っているようだ。
どうやら思考も記憶も混乱しているらしく、この災禍の原因を尋ねても、答えは返ってこなかった。
しかしながら、この町を救う方法があるという。
ここの寺院の下階のどこかにデカンターがあるらしい。その中に満たされている水は神聖なものだそうだ。
その水を使えば、町で不自然に燃えている炎を消すことができるという。
ただし、彼の記憶は不確かなものであり確証を持てないため、まずは樹木の部屋(the Chamber of the Tree)にて不自然に燃えている炎を消すことを試してみるように言われた。
樹木の部屋とは、聖ヴェロスがレスデインに来た際に植えた、故郷の地の種から育った木がある場所だそうだ。この寺院はその木の周囲に建てられたという。霊魂はこの記憶ははっきり覚えているそうなので、生前はここの関係者だったのだろうか。
寺院内で、Tidyn Arthalenという人物からVoxへ宛てられた手紙を見つけた。Voxのことに同情はするが、いかなる罪を犯したとしても、人々全てを虐殺するようなことに協力はできないという内容だった。
Voxの息子についてもちょっと言及されているが、暗示的なためよく分からない。
Tidyn Arthalenの手による、「聖なる容器」に関する注意書きがあった。これはヴェロスの裁きと同じく、聖ヴェロスに所縁のある品のようだ。癒しの力と、その他の不思議な力を秘めているが、残念ながら破壊不可ではないそうだ。気を付けて持って行こう。
試しに魔法の火が灯った火鉢を消してみると、女魔導師の幻影が現れ、襲い掛かってきた。
「Selforaは死んだ、お前は救うことはできない」と言って。
寺院の入り口まで戻ると、先ほど会った正気の霊魂がいた。
先程戦ったのはMagistrix Voxのこだまだったのだと教えてくれた。霊魂達をこの地に縛り付けるために彼女がそれを残していったらしい。
それから、彼が覚えている過去を見せてくれた。
ヴェロスの裁きを持ったVoxは、ここの人々を扇動してアルムシヴィに反抗させようとしていたようだ。今の現状がそれなのだろか。
この正気の霊魂はVoxに殺されたのだろうか。
しかし霊魂は、死んだ彼よりも今生きている者に焦点を当てるように言ってきた。
どうやら、炎が玄関で燃えているので家の中に閉じこめられている男性と女性がいるそうだ。聖なるデカンターを用いて炎を消し、彼らを救出するように頼まれた。
閉じこめられていた男性と女性は、両者とも大した怪我もないようだった。
宿屋へ逃げるように促しておいた。
私が何体か倒したので、狂った霊魂に襲われることなく到着できるだろう。
私も宿屋に戻った。
Elynisi Arthalenによると、どうやら私が救出した男女は彼女の兄弟と母親だったそうだ。
しかし、まだ父親のTidyn Athalenが行方不明のようだ。寺院にいないのならば町役場にいるかもしれないらしい。
調査をするために、そこの鍵をもらった。
治癒師のAamela Rethandusに、町で見つけた医療物資を渡した。
これで負傷者の手当てがはかどるようだ。よかった。
町役場の地下には一人の遺体と、VoxからTidyn Arthalenに宛てられた手紙があった。
手紙の内容は、Voxが近々Selforaへ行くということと、彼女の敵となるなら容赦しないと暗示するようなものだった。
正気の幽霊が遺体の側に現れた。彼がTidyn Arthalenだ(あるいはかつてTidynだった)。
彼は彼の家族を私を救ったことを感謝してくれ、そして、Selforaを救う方法を示してくれた。
この聖なる容器は、霊的なエナジーを蓄えることもできるそうだ。
また、まだVoxのこだまは健在で、彼を監視し苦痛を与えている。
すなわち、再びVoxのこだまを呼び出し、倒し、しかし今度は容器にそれを吸い込むことによって、SelforaはVoxから解放されると。
彼と私の共同戦線だ。Voxのこだまの召喚は町の中央部のクレーターで行う。
町の中央のクレーターにて、TidynがVoxのこだまを召喚し、私がそれを打ち破って容器の中に封印した。
これでTidynを含めた霊魂達は自由になったそうだ。最後に、彼の家族に愛していることと、進み続けるよう伝えてくれと頼まれた。
霊魂達は消えていった。無事に向こうの世界へ行けたことを願う。
事が収まった気配を感じたのか、宿屋に避難していた人達は外に出ていた。
私はAthalen一家に、父親の遺言を伝えた。
きっと時間が痛みを癒してくれるだろう。
Acolyte Gamiという名の女性から助けを求められた。
彼女は聖ヴェロスの寺院からSelforaに助けを求めにきたという。Magistrix Voxがそこで聖ヴェロスその人の霊魂を呼び出し、その力を用いて破壊の限りを尽くしているらしい。
しかし、この町の住民は大きな災禍を乗り越えたばかりだ。自分達の被害の状況を把握し、復興に努めるので精一杯だろう。
援軍は私一人か。
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