2015/10/07

ESO 50 ユーモアの真髄

【リヴィーネの手記】


 Kragenmoorの町にて、Laughs-at-All(いつも笑う者)というアルゴニアンが意気消沈していた。前に見た時はとても快活だったと記憶しているのだが。
 彼は近くの墓地を調べようとしたようだが、兵士達に入るのを拒まれたそうだ。Dres家の子息が閉じ込められていたあの墓地のことだと思う。
 調べようとした理由は、ダンマーですら笑わせる「ユーモアの川」が、神聖なダンマーの儀式の中にあると睨んでいるからだそうだ。
 それを探してほしいと頼まれた。あまり興味は惹かれないが、まあ聞いてあげてもいいか。ひょっとしたら私ですら大笑いするような何かがあるのかもしれない。
 なお、その儀式は正確に行うことが求められ、もし不正確に遂行すると死ぬという噂があるそうだ。少しきな臭くなってきた。



 ということで、Dres家の埋葬所へ再び来る運びとなった。
 丁寧に出迎えてくれる祖霊がいたので、儀式のことについて聞いてみた。Mirthless Orderの復讐を恐れず、死のリスクをも覚悟して神聖なる知識を学びたいのかを問われたので、学びたがっているのは私ではなく友人なのだと答えると、儀式の最初について説明をもらえた。

ある日、エンワー(n'wah)から丸見えの所で、Koal Cantonのメーラ(mehra)は
そして彼はマクスポンジ(muckspunge)の繊維を砕いてネッチの触手にした

 意味は分からないが、これが儀式の最初の部分だそうだ。
 ちなみに、儀式を間違うと死ぬのは、真のユーモアは真剣に扱われなければならないからだそうだ。
 やはりよく分からない。




 二人目の祖霊に儀式の続きのことを尋ねた。 

それに応えて、Koal Cantonのモラグ(morag)は彼らのクワマを解き放った
anmorの至る所から血を流し、彼らのシェイン(shein)は地に注がれた

との言葉を得ることができた。やはり理解しがたい。




 三人目の祖霊から、儀式の最後の部分を聞いた。

スジャンマ(sujamma)の中でメーラが焼かれた時のみ、モラグは
そのマーはデイゴン(dagon)の前に置かれた。モラ(mora)は再び安全に旅をした

とのことだ。



 さてはて、ここまで調べてみて何だが、これを本当に伝えてよいものか。これを完璧に正確に行えるものだろうか。これを伝えると、あのアルゴニアンを殺すことになる気がする。




 結局、私はLaughs-at-Allに儀式の内容を伝えないことにした。
 こんなことで死なれては目覚めが悪いし、それに生きていれば、彼は別の手段でユーモアの真髄に辿り着けるかもしれない。
 彼は残念がっていたが、死んで笑いを取ってもつまらないでしょう?


〜〜〜〜〜
後書き
 儀式の内容の翻訳は適当です。真面目に訳してられるか! まるでわけが分からんぞ!

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