2015/10/22

ESO 69 Voxの狂気を打ち破れ

【リヴィーネの手記】


 遺跡の奥にて、Voxは隷属化した霊魂から力を吸い取っているようだった。私が彼女の記憶を覗いたこともやはり気付いている様子だ。
 Voxから、私は強いので、仲間にならないかと誘われた。
 トライビューナルは定命の者として生まれたのだから、神などではない、ただ大いなる力を得て、それを振るう方法を身につけただけだ(Vox自身と同様に)と言って。
 結局、Voxは私をヴェロスの裁きで殺した。私以上の力を持つ者である彼女と一つになり、私を不死にすると言って。やっぱり狂っているのかしら。



 ヴェロスの裁きにより作られた霊魂の領域にて、Voxの息子であるMeram Voxの霊魂と話をした。
 彼は全てがぼんやりとしたこの世界で、私の体が「固まっている」ことに驚いていた。
 私が彼の母親について話すと、彼は自分の名前以外よく思い出せないようだった。彼にとってはこの世界が全てだと。
 さて、この世界に捕らえられた霊魂を自由にするためには一工夫いるようだ。




 オーディネーターのDa'ravisの語るところによると、彼の魂は西方にいる番人によってこの領域に縛り付けられているそうだ。あと、彼は神に見捨てられたと思っているようだ。
 彼ら霊魂はこの領域の何にも触れないので番人を倒すこともできないが、私ならできるはずだ。
 番人と戦う際のアドバイスを求めたところ、番人は傷つくとオーブから力を吸収すると教えてもらえた。その時を狙ってオーブを壊せばいいかもしれない。




 Priest Malvariは、パズルのことについて言及した。彼女の魂は、東方にあるパズルにて、二つの鍵を適切なタイミングで止めれば解放されるらしい。実物を見てみなければよく分からなさそうだ。




 パズルの謎を解くと、Priest Malvariはしっかりとした形を取り戻した。自分が僧侶だったことを思い出し、私の手の中にあるのが聖ヴェロスの祝福であることも識別できるようになったようだ。




 番人は、オーディネーターに言われた通りに戦ったからか、楽に勝てた。
 Da'ravisは自分の形と共に、トライビューナルへの信仰心も取り戻したようだ。私がトライビューナルに遣わされたと考えたからみたい。




 Meram Voxの魂を自由にするためには、記憶が戻った際に、彼が自分自身でどうするかを決めなくてはならないらしい。
 彼が過去に行ったことは変えることはできない。私はVoxの過去で見た彼の姿を伝えた。熱狂的にデイドラの王を信仰し、トライビューナルを呪ったこと。トライビューナルを破壊しようとした過程で無実の人々を殺したこと。アルマレクシアが殺人の罪により彼を処刑し、彼の母親が彼をこの場所に縛したこと。
 彼の心境は分からないが、Meram Voxは共にVoxと立ち向かおうと言ってくれた。
 彼は自分の形を取り戻し、魂の貯蔵庫へのポータルを開けてくれた。




 形を取り戻した三人の協力のもと、守備していたデイドラを打ち倒し、魂の井戸を壊した。


 そして私はVoxと対峙し、ヴェロスの裁きを用いた猛攻に耐え、彼女を殺した。


 すると、彼女に束縛されていた全ての霊魂は解放されたようだ。アルマレクシアもこの場に現れた。
 ヴェロスの裁きはトライビューナルのもとに戻った。これからは、三柱がモロウウィンドの秩序を回復してくださるそうだ。




 アルマレクシアの計らいにより、ポータルでMournholdへ戻ることができた。
 ポータルから出てすぐの場所で、私はパクトのエージェントに話しかけられた。
 Shadowfenはとても暗い時代に陥ってしまっているらしい。Stormholdにて殺人や行方不明事件が起きているが、犯人は見つかっていないそうだ。
 Vicecanon Hrondarなる人物が、政治的な複雑さにより、部外者の助けを求めているとエージェントは言った。
 ちなみに、vicecanonというのはアカヴィリとの戦争で活躍した英雄達であり、力強き指導者なのだそうだ。
 そして、行方不明になっている者の大半はアルゴニアンなのだという。奴隷商人のしわざだと考えている者もいるそうだ。なるほど、確かにこんないざこざがあってはパクトの存続すら危うい。
 Stormholdとはアイレイドの遺跡の上に建った、アルゴニアンの村の上に建った、ダンマーの都市だそうだ。どんな見た目をしているのか興味が惹かれる。
 まだしばらくはDeshaanを見て回りたいが、それが終わったら行こう。

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