【リヴィーネの手記】
Sadalを再拘束するために、カルデラに現れていた霊魂のGenvis Faledranから話を聞いた。
彼は、彼らが成した封印を私達生ある者が破ったことに大変腹を立てていたが、我々の目的はSadalの再封印という点で一致するはずだと説得することができた。
ただし、儀式は複雑を極めるとのことなので、私は自分自身の能力を証明しなければならないと言われた。儀式に必要な三つの焦点石(Focus Stone)の内の一つ、炎の焦点石をこのカルデラの南の縁から取ってこなければならない。
いくらダンマーだとはいえ、溶岩に足を滑らせれば死ぬ。用心しなければ。
溶岩の中に小さく聳える岩の間を跳び、デイドラ由来と思われる炎の焦点石を手に入れた。
Genvisのところに戻ると、次はLevisii Gilvaynという女性の霊魂を探すように言われた。
Levisii Gilvaynは、私にカルデラの頂上までテレポートする魔法をかけ、そこにある焦点石を取ってくるように言った。
過去の魔導師達がSadalを封印した道を辿れば石までたどり着けた。過去の封印では、どうやら多数の優れた魔導師が係わったようだ。
憤怒の焦点石を取り戻すと、Levisiiは最後の焦点石は、彼女の同僚が守っていると言った。
で、その同僚というのは、Balrethを再封印する際にお世話になったMavos Silorethだった。
三つ目の焦点石を得るためには、魔法の干満を理解し、洞窟の奥まで辿り着かなければならないそうだ。
私は全ての定命の者の代表としてこれを為すのだとさえ言われた。そこまで言われると少し緊張する。
ナイトブレードとしての観察眼と俊敏性を最大限に活用して、マジカの流れを見定め道を切り開かなければならなかったが、最後の焦点石、拘束の封印石を得ることができた。
後は、集めた三つの石を適切な場所に配置し、Mavosら霊魂の魔術師達に儀式を執行してもらえばいいそうだ。
Tanval、Holgunn、Walks-in-Ashが見守る中、祖先達によって儀式は遂行され、ポータルは開いた。
ポータルに入る前に、Tanvalは話があると言った。生き残れる保証はないから誓ってくれと。Tanvalはもし生き残ることができても自らの職を退く気だと言い、Stonegallsの軍勢を率いる後任はHolgunnしかいないと述べた。いずれ大家らはTanvalの後任を定めるだろうが、それまではHolgunnだけがパクトを守護することができるだろうと。
私がこれが終わったら、そうHolgunnに伝えることを約束した。ああ、おそらくTanvalは……。
まさしく死闘と呼ぶに相応しい戦いだったが、結論から言うとSadalは打ち倒され、再び封印された。
Sadalは強力な存在であり、多数の手下を召喚してこちらに消耗戦をしかけてきた。何とか配下を倒してSadalに近付くことができても、やつの力は余りにも強大で歯が立たない。
Tanvalが珊瑚の心の力を用いてSadalの防壁を剥ごうとし、Holgunnと私が手下を攻撃をしてTanvalを守り、Walksは回復魔法で私達を補助してくれたが、いつまで保つか分からなかった。
その劣勢を打開するために、Tanvalは自分の命を捧げ、Sadalを守る防壁を破ってくれた。
Tanvalの魔法によりSadalに攻撃が通用するようになり、私達はからくもSadalを倒すことができた。そしてガーディアンを召喚し、やつを再度封印した。
ああ、Tanval、あなたは……。どうか、向こうの世界で彼がIndoril家の祖先に迎え入れられ、Garynと共に安らぎの中にあらんことを。
一段落ついて。
Walks-in-Ashは、嵐は過ぎ去ったため、彼女の部族に戻るそうだ。日光浴をし、嵐のことは考えないようにすると。
Tanval Indorilの霊魂とも話した。彼は別れを告げに来てくれたのだ。Indoril家の名誉は回復され、GarynとTanvalはすぐに共にいられるようになるらしい。三柱が私を見守ってくれるよう祈ってくれた後、彼は消えた。
Holgunnに対しては、彼の盾の兄弟であるTanvalの遺志を伝えた。Stonefallsの暫定的なリーダーになってくれと。
彼は一番の友人もなく孤独に軍を率いなければならないのかもしれないが、Holgunnならきっと上手くやれるだろう。
Stonefallsは争いの兄弟の危機から救われた。
色々なことがあって疲れた。少し休みたい。
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