2015/11/08

ESO 105 ウィプスの災

【リヴィーネの手記】


 Deep Gravesにて、埋葬のための穴を掘っているアルゴニアンと出会った。彼が警告文に付け加えをしたParashだそうだ。
 ここは危険なのになぜ仕事を続けているのかを尋ねると、死者を埋葬せず放置してはおけないからだと答えられた。勇敢な人だ。
 ここにいるウィスプ達は今は攻撃的だが、昔はそうではなかったそうだ。
 アルゴニアンの死後の安息のために、一肌脱ぐとしよう。




 ウィスプに囚われている旅人達を救出した。




 Parashのもとへ戻ったが、様子がおかしかった。
 苦しんでおり、私を認識することすらできていないようだ。
 そこに女性の幽霊が現れた。ついて行ってみる。




 その霊魂は私に「安息」をもたらそうとしたが、私は抵抗した。
 すると、アルゴニアンのXijai-Teelが霊魂を退散させてくれた。
 彼女が言うところによると、あの霊魂がここまで強烈に個人を攻撃するのは見たことがなかったそうだ。おそらく、私がウィスプから旅人達を解放したからだろう。
 ここを離れるように忠告されたが、この問題を解決するまでは去る気はない。




 さらにXijai-Teelに話を聞いたところ、Valrendilというアルトマーが関与している疑いが浮上した。
 何か死体を用いて研究を行っていたらしい。
 手がかりはそれくらいだ。調査してみよう。




 件のアルトマーの野営地には誰もいなかったため、勝手に調べさせてもらった。
 物資の箱には、古代のアルゴニアンの遺物が丁寧に梱包されしまわれていた。しかし、より複雑そうで古そうな壺が一つ壊れていた。
 カバンの中には、たくさんの勲章と何かの地位を示す記章が付いたドミニオンの制服が入っていた。その下には賞金首のポスター。Valrendilは職務怠慢によりその首に懸賞がかけられているようだ。敵であるアルゴニアンに同情するという誤った傾向を持っているとある。
 机上には擦り切れた呪文書があった。アルゴニアンの埋葬に関する本で、印が付けられたページには、Valrendilが描いた美しいアルトマーの女性のスケッチがあり、手書きでそれに添えられて「すぐにまた会おう」と書かれていた。
 さてさて。




 近くの洞窟内にいたらしいValrendilが戻ってきた。
 彼は、死んだ妻を忘れられず、ドミニオンから脱走し、アルゴニアンの転生の儀式を利用して妻を蘇らせたそうだ。
 妻に会わせてもらえないか頼んだところ、了承してもらえた。彼女はそこの洞窟内に彼らの家を作り出したそうだ。……どうなるかしら。




 内部は確かに洞窟ではなく家の一室だった。幻影のように、奇妙に存在感のないものだったけど。
 Valrendilの妻のAlanyaとは普通に会話ができたが、質問をすると怒らせてしまったようだ。追い出されてしまった。




 Xanmeerの天辺にて、Xijai-Teelに見てきたことを報告した。彼の妻を紹介されたと。
 どうやら、ウィスプマザーがValrendilの死んだ妻の姿を模していて、その姿で彼を魅了しているみたい。
 計画がないか聞いたところ、彼女を封じる檻を作れるそうだ。準備のために、太古の遺物二つを持ってくるように頼まれた。




 遺物の骨壷と蓋を回収した。
 それをXijai-Teelに渡して儀式をしてもらい、使用の準備を整えてもらった。
 ウィスプマザーをまず弱らせ、それからこの壺の蓋を開ければ、内部にその汚染された魂を封じることができるそうだ。



 ウィスプマザーに接近するにはValrendilの助けが必要だ。
 しかし、彼から援助を引き出すためにはどうすればいいだろうか。




 あなたの妻はあなたが考えているような存在ではない、あなたとの過去を彼女は覚えていたか、これを認めているとより多くの人々が死ぬことになるとValrendilを説得した。




 洞窟内には(部屋ではなく洞窟だ)、いくつかの囚われた魂と共にウィスプマザーがいた。
 私は何とかそれを壺に封じることができた。
 Valrendilはウィスプマザーの誘惑に耐えることができていた。




 Valrendilは妻は死んだままであり、あれは幻影だったことを認めた。
 彼はXijai-Teelが許してくれるのであればここに留まり、やったことの許しを乞うそうだ。



 Xijai-Teelは、Valrendilが望むのであればここに留まり続けてもいいと言っていた。
 彼はもう十分苦しんだと。ここでならいつの日か再び喜びを見出すことができるだろうと。
 ドミニオンの脱走兵が他の場所で安全でいられるとも思えないし、私も彼がここで平穏を得ることを望む。

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