2015/11/20

ESO 134 それぞれの覚悟

【リヴィーネの手記】


 Varenに呼ばれたので停泊所に来た。いよいよ最終決戦だろうか。




 Varen曰く、マニマルコの死は広く知れ渡り、蟲の教団の者達はその名の如く地中深くに隠れたらしい。
 マニマルコの脅威は去った。しかし、モラグ・バルは依然としてタムリエルを脅かしているし、私の魂も見つかっていない。


 マニマルコはコールドハーバーにて永遠の拷問を受けるみたい。ここまで来ると少し哀れだ。




 Sai Sahanに話を聞いた。
 彼は私を五人の仲間達(Five Companions)の五人目のメンバーとして迎えてくれた。光栄だ。




 Lyrisとも話をした。
 皆が生き残り、私の魂を取り戻し、モラグ・バルを止めたら何をしたいかを聞かれた。
 私は世界を旅したいと答えた。世界を旅して、まだ見たことのないものを見てみたい。私は今の境遇になってから色々なものと出会った。素敵なものも、見るのも嫌なものもあったが、概ね楽しかった。
 これまでやってきたことにおける後悔はないかと聞かれた。もちろんある。私は旅路において、あまりにもたくさんの人々の死を見た。無辜の人々も多く亡くなった。私は治癒師なのに、目の前で命が失われるのも何度も見た。定命の者は万能にはなれないとはいえ、つらいことだった。



 Abnur Tharnからは計画を聞いた。
 まず、Planemeldを止める。それから、モラグ・バル自身と戦う。
 王者のアミュレットにより、モラグ・バルに重傷を負わせ、やつが盗んだ魂を全て手放させることができるそうだ。
 王者のアミュレットを用いて前に儀式を行った時はSoulburstが起き、ニルンとオブリビオンの間の障壁は傷を受けた。今回は私と共に儀式を行い、その修復を試みるそうだ。コールドハーバーで儀式を行い、魂の欠けた私に神の代理としての力を吹き込み、デイドラの大公と競う力を得させる。
 しかし、代償が求められる。アミュレットの力を呼び起こすには、誰か一人の魂を消費しなければならないそうだ。そんな。そんな……。



 Varenから「最後の言葉」を聞いた。
 LyrisもSaiもVarenも、選ばれれば喜んで犠牲になるという。
 私に選べというのか。時が来るまでに考えろというのか。ああ、なんてこと……。

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