2015/11/09

ESO 107 囚われの受刑者達

【リヴィーネの手記】


 Deep Gravesにて、元気のないアルゴニアンのBezeerと話をした。
 母親のNajeepaはWhite Rose監獄が機能しなくなる前の最後の囚人達の一人だったようだ。今はその監獄は囚人達に占領されており、Bezeerは近付けないという。それゆえ、母親の霊魂はヒストから引き離されているそうだ。
 ヒストに帰るためには、遺体が適切に埋葬されなくてはならないみたい。私はその監獄へ行き、遺体を探すことにした。




 Gerent Hernikと名乗ったノルドに、なぜ主要な街道から逸れた監獄近くにいるのかと問われた。
 彼はドミニオンとの戦争にて有利に立つために、ここで長い間失われているkeystoneを探しに来たそうだ。
 しかし、vicecanonに連なる者をここの囚人は信用しないという。
 手助けを申し出ると、囚人達の指導者であるGeneral Raetusという年老いたインペリアルと話をつけてみてほしいと頼まれた。
 ちなみに、なぜ囚人らが監獄に留まっているのかは謎だそうだ。噂によると呪われているらしい。




 Bezeerの母親Najeepaの霊魂を見つけた。
 彼女の遺骨は塔の天辺にあるという。回収できるだろうか。




 監獄の出入り口を警備していたMarcelに、General Raetusに面会したいと申し出た。
 簡単に内部に入る許可は取れた。将軍は南西にある小屋にいるそうだ。
 それから、監獄の西側には行かないよう勧められた。食われたくないのならと。そちら側にいる囚人は狂ってしまったそうだ。




 将軍に面会するより先に、Najeepaの遺骨を塔の頂上で回収した。
 後でこれを霊魂の所に持って行ってあげよう。




 崩壊した石造建築の内部、木の骨組みでどうにか屋根を張っているようなぼろぼろの場所に将軍はいた。
 話を聞いたところ、かつてここが帝国に見放されて囚人達は朽ちるに任せられた時、vicecanonらは何もしてくれなかったので恨んでいるようだ。その飢餓のせいで囚人の半分は正気を失ってしまったそうだ。
 この監獄から離れられなかった理由は、keystoneの力により囚人達はここに囚われており、出ようとすれば死ぬからだという。keystoneに拘束されている者はkeystoneに触ることすらできないそうだ。
 野生化した囚人達の野営地にある医療物資を回収し、野営地の南西部にいるJurniに届ければ、keystoneの在り処を教えてくれるという。交渉成立だ。
 ちなみに、この理性的で有能そうな将軍が囚人となった理由は、アルゴニアンの村で虐殺を行うのを拒否したからだそうだ。アルゴニアン側には兵士すらいなかったという。それで上司の不興を買ったと。帝国はそんなに人材に余裕があるのかしら。




 狂った囚人達は言葉を話すことすらできない有様で、私を見るや襲い掛かってきた。
 飢餓は人をここまで変えてしまうのか。
 心配だったが、医療物資は清潔なまま保たれていた。




 カジートのJurniに医療物資を届けた。
 それからkeystoneの在り処を尋ねると、教えてくれた。それは地下牢のどこかにあるそうだ。人食いが徘徊する地下牢に。
 地下牢では、そこで物資を探しているSargonという人物が力になってくれるそうだ。それから、人食い達から私のにおいを隠蔽してくれる軟膏も塗ってもらった。




 軟膏のおかげで私は野生化した囚人の横を素通りすることができた。あまり長くは保たないそうだけど。




 地下牢内で、Erranzaというカジートの霊魂と話した。
 彼女は死してもなおここに囚われてしまっているそうだ。
 彼女がインペリアルにここに連れてこられた際、二人の子どもNuzalとZarukhariも一緒だったそうだ。ここにいる間は離れ離れにされたようだけど。二人ともここで死んでしまったみたい。
 彼女ら親子三人の遺骨をここの外の木の側に埋めてほしいと頼まれた。
 さて、彼女と話し込んでいたら軟膏の効果も切れてしまったようだ。ここからは実力行使で突破する。




 監房の一つに隠れていたSargonを見つけた。
 彼に、keystoneを見つけて囚人達を自由できるか試してみるだと伝え、助けを要請した。
 それはおそらく看守の事務所にあるという。彼もついてきてくれるそうだ。




 Zarukhariのものと思われる小さな遺骨を見つけた。側には引き裂かれた布の人形が落ちていた。




 Nuzalのものと思われる小さな遺骨を見つけた。革製のブレスレットが一緒だった。




 Erranzaのものと思われる遺骨を見つけた。彼女の子ども達の小さな絵が内部に描かれたロケットと一緒だった。




 keystoneを手にする前に、Sargonから話があると言われた。
 ここのBellael keystoneと野生化した囚人の間にはある種の繋がりがあるそうだ。
 それゆえ、もし私が囚人を自由にしなかったら悲惨なことが起こると。
 要は、彼らを解放できればいいのだ。ここの看守はkeystoneについての本を持っていたそうなので、まずはそれを読んでみよう。




 私はkeystoneを破壊し、囚人を束縛から解放した。




 地下牢の外に出て、私は側にあった木の根元にカジートの親子に遺骨を一緒に埋めた。
 すると、ようやく共にいられると、Erranzaの霊魂は喜んでくれた。彼女らは看守らの目を盗み、ここで会っていたそうだ。
 どうか家族で共に安らかに眠ってほしい。




 General Raetusは自分達が解放されたことを肌で感じたそうだ。
 これで、囚人達は自由にここから出て行ける。
 ……囚人が監獄から出て行くという字面だけを見れば心配になるが、少なくともここで生き残った人達は規律のある生活を送れていたようだし、極悪人を将軍が外に出したりはしないと信じる。




 Gerent Hernikに、keystoneは囚人を解放するために壊したこと、ドミニオンに対抗するためにはもう使えないことを話した。
 彼が言う通り、この選択がShadowfenにとって最良であればいいのだけれど。




 Najeepaの霊魂に彼女の遺骨を渡した。沼地が呼ぶ声が、根の抱擁が感じられるという。私は彼女の遺骨を手近な場所に埋めた。これでいいのよね。

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