魔術師ギルドからも呼び出しがあった。
さて、本の研究の結果はいかだだろうか。
Stormholdの魔術師ギルドにいたValasteに話を聞いたところ、本「Circus of Cheerful Slaughter」の翻訳は上手くいかなかったそうだ。次の試練に繋がる手がかりが分からないと言われた。
助けになれるかは分からないが、私も読んでみることとなった。
本を開くや否や、シヴァリング・アイルズにテレポートさせられた。目の前にはハスキル、シェオゴラス、それにアンデッドが一体。どういうことなの。
シェオゴラスに「我が定命の友よ(my mortal friend)」と呼ばれたのも驚きだったが、私がやることになった試練の内容にも驚いた。
私はシェオゴラス自身が脚本したという「孤立の愚行(The Folly of Isolation)」という悲劇であり喜劇の俳優をやることになった。
ちなみに、これまではPrince Maleelというアンデッドに劇をやらせていたそうだ(前回の試練で杖ワバジャックを持っていたやつだ)。
劇の舞台設定はタムリエル。三つの同盟が互いに戦争状態にあり、魔術師ギルドは何もしようとせず、独り立ちを望んでいる。
劇は三幕から構成され、それぞれの幕にて私は、ギルドを残虐、政治、主戦論から遠ざけ孤立を守らせるそうだ。殺すことによって。台本通りに。
第一幕の台本の冒頭だけが書きつけられた紙によると、愚者はパクトのHeartholdhelmという街へ行き、血に飢えた三種族に会うそうだ。
……シェオゴラスを楽しませることができればいいんだけど。
第一幕では、開幕当初はエボンハート・パクトの三種族の兵士達は平和にやっていたが、シェオゴラスの掛け声一つで、お互いにいがみ合い殺し合うようになった。
劇だからこうなのだろうが、これが現実になったら恐ろしい。
私がパクトの兵士達を皆殺しにすると、パクトの王らしき人がやって来て、私に襲い掛かってきた。撃退した。
第二幕はアルドメリ・ドミニオン。Ayrenn女王が魔術師ギルドの構成員の前にやって来るので、私は彼女に対して適切な反応をしなければならないそうだ。
第二幕では、Ayrenn女王が自分の同盟に参加しようとしない魔術師ギルドの者達を殺し、私も殺そうとしたので、私はドミニオンの兵士達と、女王とその腹心(らしき人)を殺した。
今のところシェオゴラスは楽しんでいるようだ。
移動中、ちらちらとValasteの過去らしきものが見えている。
この幻影によると、彼女は他の魔術師からは疎外されているが、ギルドマスターのガレリオンには認められていたようだ。
シャリドールの過去らしきものも見えた。彼は魔術師が安全に研究を進められる聖域Eyeveaを創った。しかしシェオゴラスに奪われた。彼は取り戻すことを誓った。しかし、その研究に熱中するあまり、Ulfsildという妻に愛想を尽かされた。これは本当のことなのだろうか。
私が道中に見た幻影は、やはりシェオゴラスのしわざだったようだ。幕間劇のつもりだったのだろうか。
さて、第三幕はダガーフォール・カバナント。魔術師ギルドのギルドマスターガレリオン、シャリドール、Valasteを殺そうとしたカバナントの王や兵士達を私は殺した。
シェオゴラスはちょっと渋ったが、約束通り本をくれた。
そして私は魔術師ギルドに戻れた。
Valasteに三冊目の本を渡した。
すぐに翻訳に取り掛かってくれるそうだ。
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